ソフトバンクの新外国人、アリエル・ミランダ投手が6回111球を投げ、オリックス打線を3安打無失点に抑える好投で3勝目を挙げた。

自慢の変化球を低めに集めた。制球が定まらない場面もあったが「集中して積極的に投げられたと思う」と笑顔を見せた。

オリックスは来日初登板となった8月18日(京セラドーム大阪)に投げ、初勝利を挙げた相手。「相手の打線は考えないようにした。チームが勝つことだけを考えて投げた」。6回2死一、三塁のピンチで、T-岡田を空振り三振に仕留めるとマウンド上で雄叫びを上げるなど気迫の投球でもあった。先制弾を放ったグラシアルとはキューバ時代から旧知の友。「彼のおかげで打線が打ってくれたね」。ともにヒーローのお立ち台に上がってチームの逆転Vを誓った。1軍合流から4試合に先発して3勝。助っ人サウスポーの存在が日増しに大きくなってきた。