西武先発の菊池雄星投手が、8回2安打1失点で12勝目を挙げた。

バランスよく投げ、2回2死からの藤田の中前打と、7回先頭オコエの内野安打の2本のみ。7回は自らの暴投もあり三塁まで進まれ犠飛を許したが、その1点だけに抑えた。

9連戦の初戦だった。試合のなかったソフトバンクとのゲーム差を3・5に広げた。お立ち台に上がった菊池は「今日も打線の援護があって、1回から点を取ってくれたので、気持ちよく投げられました。優勝するためには、こういう時期が来ると思ってました。緊張を力に変えて、頑張りたい。一番じゃないと面白くない。優勝しましょう!」とファンに呼び掛けた。