理想のオーダーで打倒上位!右太ももの張りで先発を外れている阪神福留孝介外野手(41)が、早ければ19日のヤクルト戦(神宮)にもスタメン復帰する可能性が出てきた。11日中日戦(甲子園)で走塁中に負傷し、翌日から4戦連続欠場。16日DeNA戦(横浜)で代打復帰していた。

16日は中前に2点適時打を放つと、金本監督も「休み明けにいけたら、いってほしい」と話し、先発復帰を望んでいた。ただ現状は、試合前練習ではフリー打撃は行うが軽いランニングにとどまり、全力疾走を自重する段階。指揮官は「本人が決めること。俺らじゃない」とも話し、ベテラン自らの決断に委ねる姿勢だ。

今季、神宮の6試合で打率3割6分、1本塁打の好相性。先発オーダーに戻れば、4番糸井と並ぶ強力打線で明日20日以降の広島戦に心おきなく向かえる。再発すれば残り試合を棒に振るリスクもあり、福留も「まだ分かりません」と慎重だ。単独最下位に沈み、本格参戦の時期を見定める。