巨人が「ツープラトン体制」でCS進出をもぎ取る。あと4試合を残す4位DeNAに1ゲーム差の3位をキープ。最終戦の9日阪神戦の先発をメルセデスと菅野で準備を進めることが5日、判明した。中8日のメルセデスは、デビューから阪神戦は3戦2勝負けなしの24イニング無失点。「CS進出がかかった試合であれば、全ての力をぶつけたい」と気合十分だ。

エースの同時進行でスタンバイする。前夜の広島戦で4安打完封で広島大瀬良と並びリーグ最多の15勝目を挙げた菅野も中4日での登板を視野に入れる。早朝便で帰京し「出来ることをやるだけ」。一方で最終戦前にDeNAが2敗すれば勝率で上回り、CS進出が決まる。そうなると中8日で13日からのヤクルトとのCSファーストステージ初戦に回ることが可能となる。高橋監督は「無理はさせられない。様子を見ないと分からないね」と話すにとどめた。