実戦ゼロでCSに臨む。広島は明日7日に全日程終了予定。17日からのCSファイナルステージまで9日のブランクがあるが、その間は実戦は行わずシート打撃などで備える。

リーグ3連覇によって、3年続けてCSファイナルステージからの出場となる。過去2年は地元社会人チームとの練習試合を行い、実戦勘を養った。最終戦から17日のブランクがあった昨季は3試合行ったが、ブランク10日だった一昨季の実戦は1試合のみ。実戦形式のメニューと練習強度を上げた調整でファイナルステージ突破につなげた。

日本一を目指す今季も同じシナリオを描く。緒方監督は「実戦形式で十分」と話し、投手陣や主力野手のフェニックスリーグ派遣も見送ることになった。移動による負担や寒暖差による体調管理、雨天時の練習環境が整っていない面などを考慮。体力の回復を促しながらコンディション維持を重要視し、地元広島で調整していく。