前サッカー日本代表監督の西野朗氏が始球式を務めた。セットポジションからの投球で、ストライクゾーンを通りながら捕手甲斐のミットにショートバウンドで収まった。前日にはヤフオクドームを訪れ、マウンドから投げるなど入念に練習していたが、ノーバウンドとはいかず「一夜漬けではだめですね」と悔しがった。

今年のロシアW杯では、1字リーグで格上のコロンビアを破るなど下馬評を覆し、16強入りを果たした。短期決戦突破のポイントに「いろんな流れが両チームにくる。勝機がどこにあるかというところを、全員が感じられるかどうか。流れの共通理解ができれば、より力を発揮できる」と説いた。

また、前日12日にパナマに快勝した森保ジャパンについては「やることを継承してもらっている。何の不安もない。さらに日本人の持っているいいところを引き出せると思う。結果を出しながら、内容もいい。大いに期待できますね」と話した。