若虎4戦士が異国の地で武者修行に励む。阪神浜地真澄投手(20)、石井将希投手(23)、長坂拳弥捕手(24)、藤谷洸介外野手(22)が、今オフに開催される台湾でのアジア・ウインターリーグに派遣されることが14日、分かった。

浜地は16年ドラフト4位で入団。高卒2年目の今季はウエスタン・リーグで9試合に登板して防御率1・00と好成績を残していた。1軍戦登板の経験はないものの、金本監督が鳴尾浜で何度も視察を行うなど、高い素質を持っている。同じく投手の石井は育成選手ではあるが、貴重な左腕として成長が期待されている。

捕手の長坂は昨季も参加。2年連続の派遣で、さらなるレベルアップをうかがう。また、藤谷は矢野2軍監督の薦めもあり、今秋に投手から野手に転向したばかり。来季は育成契約となる方向だが、194センチ92キロの体格から繰り出す長打力は、誰もが認めるところだ。台湾での修行を積み、若虎たちが来季に花を咲かせる。