日本ハムのドラフト1位、金足農・吉田輝星投手(17)が23日、札幌市内で新入団選手発表の記者会見に臨んだ。背番号「18」のユニホーム姿で登場。「1年目から1軍で活躍できるよう頑張ります」と、抱負を語った。

質疑応答ではハキハキと受け答えした。

-日本ハムのユニホームに袖を通した感想は

「ドラフト会議の日から何日かたってきて、プロ野球選手になるという自覚が、だいぶ芽生えてきたのですが、やっぱりユニホームを着て、その自覚が強くなりました」

-セールスポイントは

「自分のセールスポイントはストレートだと思っているので、そこを磨いて、しっかりストレートで打ち取れるようなピッチャーになりたいと思います」

-プロ野球選手としての目標、目標の選手は

「自分が思っている理想のピッチャーをできるだけ早く完成させて、その状態で長いシーズンを過ごしたいなと思います。目標とする選手はファイターズの中心選手である中田翔選手であったりとか、そういうチームを引っ張る人間になりたいなと思います」

-北海道の印象

「やっぱ、雪が降っているので、シーズンオフはしっかり雪を使ったトレーニングをしたいなという思いがあります」

-23年開業予定の新球場で、どんな姿を想像していますか

「自分は5年後に、しっかり新しい球場の初めての試合で先発を任されるピッチャーになりたいと思います」

-ファンから、どんな愛称で呼ばれたいか

「自分は何でも呼ばれるとうれしいので、ファンの方の好きな呼び方で呼ばれたいなと思います」

-自分の性格は

「短気です」

 

会見に同席した栗山監督は吉田輝を含めた新人8選手について「初々しかった。こんなに、ちゃんとした会見は珍しい。今の子どもたちは真面目。彼らが行きたい道を進めるようにしていかないと」と、あらためて責任を感じていた。