DeNA田中健二朗投手が、減額制限ギリギリ(1億円以下は25%)となる24・5%減額で更改した。

27日、横浜市の球団事務所で契約交渉を行い、年俸6100万円から1500万円ダウンの4600万円でサイン。今季は登板11試合にとどまったことが大きく金額に反映された形となった。田中は「ファームで自分を見つめ直す時間をつくることはできたが、悔しい1年でした」と振り返った。

昨季まで2年連続60試合以上登板し、ブルペンを支えた。「キャンプ、オープン戦と、思ったように力が出ないことはあった」と、試行錯誤を繰り返したシーズンだった。苦難の1年を振り返り「カーブで勝負できなかった。あと、真っすぐを思うように投げられなかったこと。球が速いピッチャーじゃないので、変化球でしっかりストライクを取れるようにやらないといけない」と、このままで終わるつもりはない。(金額は推定)