若手のチームリーダーへ自覚は十分だ。日本ハム清水優心捕手(22)が27日、札幌市内の室内練習場で、ネットスローや打撃練習など、約2時間の自主トレを行った。

来季は同期の浅間とともに選手会執行部入り。清水は役員として会計を任される。「責任もあると思いますし、年下も多くなる。いい見本となれるようにという期待もあると思うので応えられるようにしたい」と気を引き締めた。

22歳で選手会役員に就任したのは、過去にダルビッシュ、中島らがいる。来季からは吉田輝など5人の高卒新人が増えることもあり、若手グループをまとめる役割も求められている。「まずは野球で示さなければいけない。引っ張っていければいいと思います」と決意を新たにする。

今季は自己最多の86試合に出場した。「ここからが本当の勝負だと思う。まずは優勝しないと捕手は評価されない。少しでも貢献出来ればと思う」。日本ハムの扇の要、そして新リーダーへ。すでに風格を漂わせ始めた。【山崎純一】