西武栗山巧外野手(35)が来季のリーグ連覇を目標に掲げた。

3日、メットライフドームで契約を更改。700万円増の年俸1億3700万円でサインした。打率2割5分6厘、8本塁打、52打点に「個人的な数字は、もちろん、どの部門も物足りませんが、チームが優勝する中、ケガなく1年間、戦力としてやれたと思います」と振り返った。球団からは、勝負どころでのベテランの力を評価された。

今オフには、炭谷、浅村がFA移籍を選んだ。「チームの先輩、後輩からいくと、銀、アサがFAを取って出ていくなんて、何年か前を考えたら想像もできない。頼もしく感じます。一方で、寂しい気持ちも強いです」と打ち明けた。

戦力としてはダウンするが「銀、アサが抜けても、いいメンバーが出てくる。チーム一丸となって。それは変わらない」と力説。最後は「10年前の優勝の時は、翌年はBクラスだった。連覇という高い目標を持って、やっていきたい」と締めた。(金額は推定)