阪神ドラフト6位の湯浅京己(あつき)投手(19=BC富山)が4日、三重県の尾鷲市営野球場で自主トレを公開した。地元の同級生とともに、キャッチボールやネットスローで約3時間、汗を流した。

小学生の頃から試合や練習を行ってきたなじみの球場。「原点の場所」と気持ちを新たにした。聖光学院(福島)時代は腰の成長痛の影響で、記録員を務めるなど苦しんだ時期もある。悔しさをバネに最速151キロ右腕に成長し、見事1年でプロ野球の世界へ。1年目の目標を聞かれると「先発ローテーションに入れるように、頑張りたいと思っています。他の人たちと一緒の練習をしていたら、技術でも上に行けない。他の人たちよりも練習して、人一倍努力したいと思っています」と力強く意気込んだ。