広島ドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)が20日、広島大学病院で新人体力測定に臨み、両足太ももの筋力が田中広輔内野手(29)の1年目を超えていることが判明した。

バイオデックスという機械で、太ももの前と裏のパワーを測定。同病院スポーツ医科学センターの坂光徹彦理学療法士(41)は「具体的な数値は言えないが、小園選手は左右の太ももの筋力がそろっている特徴がある」と説明。「過去の例でいえば14年に測定した田中(広輔)選手がこのタイプ。筋力自体も、1年目の田中選手より上」と話した。

小園は田中広を手本にしており、測定結果に満足した様子。「すごくうれしいですが、プレーでいつか勝てるようにがんばりたい」と話した。