侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が10日、中日と阪神の沖縄キャンプを視察した。

代表で層の薄い左腕と変則投法にあたる大野雄、又吉のブルペン投球を確認した。現体制で招集歴のある笠原、京田の動きもチェックした。

阪神では3月9、10日のメキシコ戦(京セラドーム大阪)に向けて代表候補にリストアップされている岩貞、中谷、大山のシート打撃での実戦調整を見た。ルーキー近本ら若虎の機動力を生かしたプレーに「走塁を意識して次の塁を狙っているなと。ジャパンも足は大事。通じるものがあると感じた」と再確認していた。