初の開幕投手を目指している中日笠原祥太郎投手(23)が「第2先発」で3回2/3を2安打無失点と好投した。

引退試合に先発した岩瀬仁紀氏(44=野球評論家)に代わって、1回1死から登板。2番バルガスを113キロの宝刀チェンジアップで空振り三振に打ち取ると、その後も緩急を織り交ぜた「らしさ」を展開。4回2死二塁からは平沢をこの日最速の141キロのストレートで見逃し三振に仕留めた。

前回、2月23日のDeNAとのオープン戦(北谷)では制球が定まらず、3回5安打4失点と乱れた。それだけに、今回の好結果に笠原は「前回はチェンジアップを取っておこうと意識した。今日は、こだわりすぎず緩急つけて投げた。まあまあ良かった」と笑みをこぼした。

昨季中盤から先発ローテーションを守り、松坂と並んでチーム2番目の6勝を挙げ、一皮むけた。昨秋の日米野球では特殊球の持ち主として代表に初招聘(しょうへい)された。開幕投手への意識について「オープン戦で結果を残せるようにしたい」と語るにとどめたが、3年目左腕は持ち味を発揮してアピールに成功した。