先発左腕不足のチームの救世主となるか。

ロッテのドラフト3位左腕、小島和哉投手(早大=22)が14日、台湾プロ野球ラミゴとの交流試合に先発し4回2安打1失点5三振と好投した。開幕ローテ入りに向け、本拠地初登板で結果を残した。「調子がよくない中で最少失点に抑えられたのは評価しても良いんじゃないかと。初めてのマリンで感覚をつかめたのは良かった」。この日の最速は138キロながら変化球を巧みに操り、3者連続を含む5三振を奪った。

2回の初球を悔やんだ。真ん中高めに甘く入った134キロの直球をバックスクリーンに運ばれた。2戦連続の被弾に「点を取ってもらった後に簡単にいってしまった。ホームランをなくしていかないといけない」。開幕ローテ入りをかけた登板はあと1回。21日のBC武蔵との練習試合が予定される。「自分はアピールする立場。今日の反省を生かし次にアピールするだけ」と力を込めた。