左足薬指を骨折しながら出場を続ける阪神梅野隆太郎捕手が、ド根性の3安打を放った。3回無死一塁、床田の直球をとらえて、チーム初安打となる左前打を放った。5回無死一塁では得点機を広げる内野安打を放ち、7回にも左前打と3打数3安打。

「次の試合に生きてくる部分はあると思うので、自分のやるべきことに関しては結果が出てよかったかなと思います」。チーム7安打中、約半分の安打を放って奮闘した。

2日の巨人戦(東京ドーム)の走塁で負傷し、2試合チームを離れたが5日に再合流。この日は7回守備から途中交代したが、痛みをこらえて連日気持ちのこもったプレーを見せている。試合は投手陣が4本塁打を浴び、10失点で完敗した。「また明日の試合があるので、1勝1敗で来ているので、なんとか勝ち越せるように」。週明け9日からはいよいよ甲子園で6連戦(対DeNA、中日)を戦える。白星をつかんでホームに帰りたい。