今秋ドラフト候補の大商大・大西広樹投手(4年=大商大高)が先発し、3回9安打4失点だった。

初回、1死二塁から4連打で3失点。「爪がかかりすぎていた。初回から感覚がおかしかった」と右手の違和感から、思うような投球ができなかったという。「まっすぐのコントロールができていなかった。変化球主体にして狙われてしまった」と、3回にも1死二塁から適時打を浴びて1失点した。先発として精彩を欠き、今季最短となる3回で降板した。

打線は18安打11得点と投手陣を大量援護。5回までに11得点したが、それ以降は無得点。試合後、富山陽一監督は「普通ですね。明日もあるし、打てないのも影響するけど、もっと絞り球をね」と話し、大西については「よくなかった。こんな日もあります」とエースをかばった。