昨秋王者の函館大が、競り合いを制し、開幕2連勝した。

2-1の8回1死満塁で登板した2番手の右横手投げ本田力斗(2年=九州学院)が2段モーションでボークをとられ同点。直後の9回2死二、三塁から、相手失策の間に2点を返し、勝ち越した。9回は無失点で締めた本田は「走者が出たときのモーションには気をつけたつもりが甘かった。9回も3人で抑えられなかったし、次戦への課題にしたい」と反省した。

九州学院時代はヤクルト村上宗隆(19)とバッテリーを組んでいた間柄。高卒2年目で開幕スタメンを勝ち取った旧友の活躍に「自分も負けていられない。将来は上のレベルでもやれるように、力をつけていきたい」と前を向いた。