巨人原辰徳監督(60)が、23安打19得点で打ち勝った試合について「振り返るにも多すぎてですね。しかしビハインドゲームを追い付き、ひっくり返したのは非常に大きい。相手のチームのエースから、あきらめずにいったところは非常に価値があると思いますね」と評価した。

打線が5点差を逆転。追い付いた4回は4者連続中前打から始まった。

「センター中心に打っているところにバッティングの基本、大事なものが出ているところは感じますね」

4番岡本には17試合ぶりの本塁打が出た。

「このところ非常に良くなってきている。まあ少し、彼の中での多少のトンネルを感じながらやっていたと思うので、その部分というのは非常に気分よく明日から打席に向かうことができると思います」

坂本は開幕から34試合連続出塁の球団記録を樹立した。

「1打席目に、しかも追い込まれてあの難しいところをセンターに運んだところは、彼らしい当たりとはいえ、簡単にクリアしたところに彼らしいというか、見事だと思います」と評価した。