巨人が阪神に連敗し、今月の負け越し(9勝12敗1分け)が決まった。

先発のテイラー・ヤングマン投手(29)が1回に大山に9号3ランを浴び、先制点を献上。毎回の5四球と制球が乱れ、4回途中3失点で今季2敗目を喫した。中継ぎ陣も流れを呼び込めず、2点を追加された。阪神戦は6連勝スタートの後、4連敗を喫した。

打線は2回に大城の2号2ランで2点を返したが、3回以降は沈黙した。原辰徳監督(60)は「(ヤングマンは)ちょっとリズムがね。やっぱりリズムという部分で、制球力がいいとは言えないね」と指摘。4番大山に5点中4点を奪われ「4番バッターがというところはね。抑える、抑えられるという部分は勝利を大きく左右する。そこは如実に出た」と話した。