中日は4日、ライデル・マルティネス投手(22)が、今夏ペルー・リマで開催されるパン・アメリカン大会のキューバ代表に選出された連絡をキューバのスポーツ省から受けたと発表した。球団は同大会への参加を許可する契約をマルティネスと結んでおり、7月16日から8月10日までの期間(予定)で派遣する。同大会の上位2チームは、来年3月に米国で開催予定のアメリカ大陸五輪予選への出場が決まる。離日、再来日にはオマール・リナレス巡回コーチ(51)も同行する。

2年目の今季は主にセットアッパーで18試合に登板し、1敗11ホールドをマーク。5月31日の巨人戦では抑えも務めた。重要な役割を担うだけに、マルティネスは「代表に選ばれたから頑張る。ただ(離脱期間が)少し長いから、心配だ」とチームの負担を懸念。与田監督は「想定はしていました。どの状況でどの選手を使うか、考えていきます」と語っていた。