阪神の守護神ラファエル・ドリス投手がヒヤヒヤの15セーブ目だ。

勝ち越した直後の延長11回に登板。先頭桑原に左前打を浴びると、続く嶺井の送りバントを処理した後、一塁へ悪送球(記録は失策)。無死一、三塁の大ピンチを背負ったが、大和のセーフティースクイズを素早く処理して本塁アウトにした。続く柴田を二ゴロ、最後は2死二、三塁で佐野を左飛に仕留めた。「自分のミスで一、三塁になってしまいましたが、(そこから)アウトを3つ取ろうと、より集中して投げました」。6月30日の中日戦ではサヨナラ暴投で負け投手となったが、この日はゼロで締めた。「この連敗を抜けて勝ったということがチームにとって大きい。流れが変わると信じていますし、変えていきたい」と語っていた。