右肩関節骨挫傷で2軍調整中だった日本ハム王柏融外野手が、10日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)から1軍に昇格することが8日、わかった。

この日、イースタン・リーグの西武戦(鎌ケ谷)に4番指名打者で先発出場。5回2死満塁で中前へ2点適時打を放つなど3打数1安打2打点の活躍を見せた。守備はまだだが、吉村GMが「打つ方でやらせる」と明言した。

7月9日のロッテ戦(ZOZOマリン)で負傷し、同31日に2軍のヤクルト戦で実戦復帰。7試合で17打数7安打4打点と打ちまくった。離脱中のチームは、打線のつながりに欠ける場面が目立ち、オリックス相手に同一カードで3連敗を喫するなど苦しい状況だ。3・5ゲーム差を追う首位ソフトバンクとの直接対決での昇格に、王柏融は「力を出し切って、チームの勝利に貢献できれば」と活躍を誓った。