首位巨人が赤ヘルを本拠地で返り討ちにする。26日、先発投手陣が27日からの広島3連戦へ向け、川崎市のジャイアンツ球場で調整。
1戦目からメルセデス、菅野、中5日で桜井を投入し、24日に点灯した優勝マジック20を着実に減らしていく。3位広島には4年連続で負け越し中で、今季も7勝12敗1分けと黒星が先行。佳境を迎えたペナントレース、その先のクライマックスシリーズでも避けて通れない天敵を倒す。
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ジャイアンツ球場の空にうっすら雲がかかり、蒸し暑さが少し和らいだ。ただ、終盤戦を迎えたシーズンはこれから熱を帯びてくる。24日DeNA戦での劇的なサヨナラ勝利でマジック20が点灯。エース菅野は、リーグ優勝への道筋を改めて確認した。「しっかりやることを見つめ直す。役割をそれぞれが全うすることがマジックを減らす近道」。チーム、自らに言い聞かせるように言葉を選び、気を引き締めた。
Vロードに3連覇王者が立ちはだかる。6・5ゲーム差の3位につける広島には今季東京ドームで2カードとも負け越し、2勝止まり。防御率5・50と分が悪い。過去4年も16勝25敗と、黒星が先行している。苦手意識を払拭(ふっしょく)できていない。
今季本拠地で初対戦の菅野は「守り勝てるようにしていくのが大事」とロースコアの展開に持ち込むことが、勝利へのカギだとした。8回1失点と封じ、敵地で9勝目を挙げた、14日の前回対戦の再現を狙う。桜井も前回7月21日の対戦では勝敗はつかなかったが、7回1失点と好投。「クライマックスシリーズもあるので、苦手意識を植え付けられれば」と、結果と内容の両立を求めた。
広島とのシーズン残り5戦は全て本拠地東京ドームでの開催。クライマックスシリーズで実現の可能性が高いシチュエーションで、簡単に倒されるわけにはいかない。宿題をきっちり解消し、勝負の秋につなげていく。【桑原幹久】



