広島が必死の継投で逃げ切り、連敗を3で止めた。2点リードの8回から遠藤淳志投手(20)を送り込んだが、先頭打者にストレートの四球を出すとスパッと交代。抑えのフランスアが2イニングを無失点に抑え、8セーブ目を挙げた。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

 

-思い切った継投

緒方監督 九里が気合の入ったピッチングでがんばってくれたけど、最後は悪い意味で九里らしさが出た。もったいないよね。ああいう展開になったので、フランスアにもそういうふうに伝えてあった。8回から準備してくれと。こういう試合はそうそうできない。また8回は明日、違う人にがんばってもらおう。

-遠藤を交代

緒方監督 (プロ初黒星を喫した)昨日からどういう変わり身を見せてくれるか、その姿を見たかった。これも経験として。いいものは持ってるんでね。

-菊池涼が欠場

緒方監督 昨日のあれ(自打球)があって、ちょっと横に動ける状態じゃないんで。でも1日、2日安静にすれば、またできると思う。骨には異常ないから。

-代役の2番野間が奮闘

緒方監督 今日は1、2番がチャンスメークしてくれた。いい形で攻撃ができた。とくに追加点の安部の1点が、4点目が非常に大きかった。何とか逃げ切れた。明日、勝ち越したいね、ベイスターズにね。