ソフトバンクのルーキー右腕、甲斐野央(ひろし)投手(22=東洋大)が、連投にも大事な7回を無失点で抑えた。

3-1で迎えた7回から3番手として登板。1死から安打を許すも併殺で切り抜けた。「残り試合も少ない。優勝争いのなか、緊張感をひしひしと感じて投げてます」。1年目ながらセットアッパーとして君臨して、9月に入って3試合で3イニング無失点。「1年目だからというのは言い訳にならない。しっかりと自分の役割を果たしたい」。150キロを超える速球を武器に、若き中継ぎ右腕が、相手打線に立ちふさがる。