巨人宮本和知投手総合コーチ(55)がCS前最後の実戦を終えた投手陣の状態に手応えを示した。

ファームから参加した投手を含め、中川、沢村、デラロサら救援投手13人が登板。3日の紅白戦では山口、メルセデス、桜井ら先発陣が登板しており、ブルペンを含めた全投手が調整登板を終えた。宮本コーチは「1年間戦ってきたこともありますから、彼ら(投手陣)もそれなりに自信がついてきたと思う。日本シリーズも経験させてあげたいし、何とか今シーズンを乗り切りたい。態勢は整ったというところです」と厚い信頼を口にした。

この日マウンドに上がった今村、大江、池田、宮国、鍬原は7日から開幕する宮崎でのフェニックスリーグに参加する。「急に呼ぶ可能性もある。しっかり実戦を積んで、気持ちだけは切るなと話しました」と投手陣一丸で戦う構えを強調した。