早大・小藤翼捕手(4年=日大三)は日大三時代から強肩で知られた。二塁送球1秒85を記録。俊足で知られた関東第一・オコエ(現楽天)の盗塁を阻止したこともある。

大学では、早くも1年秋のリーグ戦で正捕手に。広角打法で打率3割2分5厘を残し、攻守に活躍した。2年春以降は出場機会を減らしたが、今春、再び正捕手に返り咲いた。打率も3割8厘で、2度目の3割クリア。

注目度では他大学の捕手の後塵(こうじん)を拝していたが、ここに来てドラフト候補に浮上した。