法大・福田光輝内野手(4年=大阪桐蔭)は堅実な遊撃守備に加え、打撃の勝負強さが増した。

今春リーグ戦で自己ベストとなる打率3割5分4厘を残した。リーグ8位の成績だったが、13打点は同3位と跳ね上がる。チャンスで打った結果だ。

さらに、主将としての統率力が光る。青木監督の謹慎で指揮官不在という事態を乗り切れたのも、チームの先頭に立つ福田の存在が大きかった。信念は「あいつがいて良かったと思われる選手になりたい」。戦力として、主将として、欠かせない。