NTT東日本・小又圭甫投手(24)はトミー・ジョン手術で右肘にメスを入れながら、今年5月には最速154キロマークした速球派だ。回転数は1分間2500超。いかに指先からボールへ、力が効率よく伝わっているかが分かる。

千葉英和時代にもプロ注目として騒がれた経験をしており、今回も「注目してもらえるのはありがたいです。ただ、そんなに簡単ではないと理解してます」と、笑顔でメディアの騒がしさを冷静に受け止める落ち着きがある。血行障害を乗り越えての指名なるか。