BC新潟・長谷川凌汰(23)は昨年指名がなかった悔しさをバネに今季のBCリーグを過ごした。成績は11勝1敗、防御率2・05と安定。「1位で指名されるレベルを目指す」と高い意識を持ち続けた。

今季就任した清水章夫監督(44)から「自分ではなく、打者と向き合うように」とアドバイスされた。昨季は試合中でも球速やフォームを気にしがちだったが、今季は打者との勝負に徹した。意識改革が実り実戦向きな投球を身に着けた。独立リーグ2年間の総決算。堂々と指名を待つ。