慶大・大久保秀昭監督(50)が今季限りで退任し、古巣であるJX-ENEOSの監督に復帰することが4日、分かった。

早大3回戦後「明日、正式に(発表が)あると思います」と退任を表明した。プロ野球の近鉄で現役引退後、横浜(現DeNA)の2軍コーチなどをへて、06年から新日本石油ENEOS(現JX-ENEOS)の監督に就任。14年まで指揮を執り、都市対抗3度の優勝を果たした。15年から母校・慶大を率い、5年10季で3度優勝。通算79勝43敗4分けだった。

「成績や勝率の判断は皆さんにお任せします」と言ったが、ほぼ毎シーズン、優勝争いに絡んだ。後任監督は、慶大OBのJR東日本・堀井哲也監督(57)が有力視されている。