覚せい剤取締法違反で有罪になり、執行猶予中の清原和博氏(52)が7日、「WorldTryout2019」の会場である横浜・サーティーフォー保土ケ谷球場に姿を現した。

野球関係の仕事は逮捕後初となる清原氏は濃紺のスーツに水色のネクタイ姿で、関係者の運転するワンボックスカーで登場。車を降りたところからスタジアム入りまでファンが人垣のように取り囲んだ。

清原氏はトライアウト生同士の試合前に選手たちを集めてあいさつ。「みなさん、こんにちは。今日はみなさんの姿を見に来ました。みなさんは小学校からずっとプロ野球選手を夢見てやってきたと思います。今日はそのチャンスがありますんで、精いっぱい悔いのないようにプレーしてください。頑張ってください」と激励した。

同イベントは、戦力外となった元NPB選手、高卒以上のアマ、米マイナーリーガーを対象に、日米両国に挑戦する機会の創出を目的としている。