プロ野球セ・パ理事会が11日に都内で行われ、両リーグの特別表彰者が決定した。パ・リーグの最優秀監督賞は西武を2連覇に導いた辻発彦監督(61)。功労賞には通算2000安打を放ち、05年、10年にチームを日本一へとけん引したロッテ福浦和也内野手(43)が選ばれた。

セ・リーグ最優秀監督賞には巨人を5年ぶりのリーグ優勝に導いた原辰徳監督(61)が決まり、功労賞には通算2132安打、406本塁打をマークし、12年にはリーグMVPとなった巨人阿部慎之助捕手(40)が選ばれた。

またリーグ特別賞に、一塁手連続守備機会無失策(1632)のプロ野球新記録を樹立したDeNAホセ・ロペス内野手(35)と、18年オフに大腸がんを患いながらも不屈の闘志で病を乗り越え、1軍復帰を果たした阪神原口文仁捕手(27)が決まった。表彰式は26日に都内ホテルで行われる。