生涯鷹宣言だ! ソフトバンク柳田悠岐外野手(31)が25日、福岡市内の球団事務所で契約更改し、来季から新たに、松中と並ぶ球団最長タイとなる7年契約を結んだ。年俸は現状維持の5億7000万円プラス出来高。左膝故障で長期離脱し、海外FA権取得が最短で21年まで延びたことで「そういう運命」とメジャー挑戦の思いを封印した。契約終了後は「フィニッシュです」と現役引退も視野に入れており、ソフトバンクで選手人生を全うする。

ソフトバンク三笠GMは柳田の大型契約について「チームの柱として長くやってもらいたい。日本で最高の力を持つバッターの1人」と説明した。柳田は当初、米移籍を希望していたが球団はポスティングを認めておらず、海外FA権取得後の移籍を目指し、最短取得予定だった20年に契約終了する3年契約を結んでいた。同GMは「来年は国内FA権を持った状態で契約が切れる。彼にとって選択肢が増える前に、というところ」と事実上FA権を買い取るような形で長期契約を結んだ。(金額は推定)