阪神の新外国人ジョン・エドワーズ投手(32=インディアンス)とジョー・ガンケル投手(28=マーリンズ3A)が28日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。主な受け答えは以下の通り。

◆2人に共通質問

-今の心境は

エドワーズ 本当に興奮しています。阪神タイガースの一員として自分ができることをしてチームの勝利に貢献していきたい。

ガンケル 今回このような機会をいただいて阪神タイガース関係者のみなさんに感謝している。1日も早く日本の野球やタイガースの野球に慣れて自分のプレーができるように頑張っていきたい。

-オファーを受けたときに思ったことは。阪神のイメージは

エドワーズ すごく興奮している。阪神タイガースは伝統のあるボストン・レッドソックスのようなチームと聞いています。そのようなチームで1日でも早くプレーできて、日本の野球や文化を知ることができれば。

ガンケル 阪神からオファーがあったとき、1日でも早くオファーを勝ち取りたいと思った。日本の野球にすごく興味を持っていたので、1日でも早く阪神でプレーしたい。

-日本についての印象は

エドワーズ 今朝起きたとき、朝日が昇るのを見たとき、すごく美しい国と思った。

ガンケル 昨日空港からの短い間でも、アメリカと違うと思ったことがたくさんあった。日本の文化に1日でも早く慣れるようにしたい。

-持ち味や強みは

エドワーズ スライダーと力のあるストレートが自分の強み。強みを生かして日本で活躍できるように頑張っていきたい。

ガンケル 三振がとれるタイプではないが、コントロールがいいこと、ストライクを集めることができる。ゴロを打たせて、長いイニングを投げることができれば、日本でも成功することができる。

◆エドワーズへの個別質問

-契約結んだときに藤川につなぐと語っていた。中継ぎとしてのイメージができているか

エドワーズ 自分が任された役割をまっとうしたい。藤川投手とも少しプレーしたので、日本の野球がどのようなものか聞いていた。これから藤川投手だけでなく、多くの選手から日本の野球にどう合わせていけばいいか聞いて、自分の仕事をまっとうしたい。

-藤川、パットンから受けたアドバイスは

エドワーズ まずは自分らしくいること。あと、変化球はこちらでも使える。力のあるストレートを高めに投げて、変化球を組み合わせてやっていきたい。

-これまでいろいろな手術を経験してきたと聞いている。さまざまな困難を乗り越えて日本でプレーする

エドワーズ 困難を乗り越えて今日本に来られたのも何かの縁。日本で何かを学ぶこと、日本でプレーすることは自分の人生の中で最適な選択だったのかな、と。

◆ガンケルへの個別質問

-マクガフ投手から日本の野球を聞いたそうだが、どのような野球と理解しているか

ガンケル 阪神からのオファーあったときマクガフ投手から話を聞いたが、まず日本の文化、野球を受け入れることができれば、日本の野球が理解しやすくなると言ってもらいました。チームメートともしっかりコミュニケーションとるように、と。

-どのようなピッチングをしたいか

ガンケル 内、外に投げ分けること。ストライクゾーンからボールに、ボールからストライクゾーンに投げ分けることを意識したい。そういうことで打者のタイミングを崩したり、ゴロを量産することができる。

◆再び2人に共通質問

-キャンプ、今季への意気込みを

エドワーズ キャンプに向けていい準備ができていると思う。シーズンはなるべく多くのイニング、試合に投げられるようにして、チームを助けられれば。

ガンケル 春のキャンプではシーズンでなるべく長いイニングを投げられるようにしていきたい。投手コーチ、キャッチャーとしっかり話して、日本の選手に対してどう攻めていけばいいかと考えていきたい。シーズンはなるべく長いイニングを投げてチームを助けていきたい。