阪神OBで野球解説者赤星憲広氏(43)が、虚血性心不全で亡くなった恩師、野村克也さん(享年84)を追悼した。

赤星氏は11日、ブログを更新。「突然の訃報に言葉が見つかりません。今年の1月に金田さんのお別れの会でご挨拶させて頂いたばかりだったのに…」と書き出し、「僕は、監督が取ってくれなかったらプロの世界には入れていなかった。あの一年がなかったら、2003年、2005年の優勝に貢献出来ていなかった。9年間の充実したプロ野球生活をおくれていなかった」と、阪神の監督だった野村さんに発掘された当時を振り返った。赤星を筆頭に俊足7選手を「F1セブン」と名付け売り出された当時を振り返った。

「野球は、頭で考えるスポーツでもあり、準備が大事であることなど今の僕の礎を作って頂いたと感謝しかありません」と赤星氏。「監督、本当にありがとうございました!心よりご冥福をお祈り致します」と悼んだ。