セ・リーグは2日、6球団の幹部による会合を都内で開き、3日の12球団代表者会議に向けて事前に協議した。

新型コロナウイルスの感染状況が悪化し、パ・リーグは3月31日の社長会で目指す4月24日の開幕は困難との認識で一致。セ・リーグからも同日開幕は難しいとの声も挙がった。最終決定は代表者会議になるが再々延期は決定的で、5月26日以降に設定する可能性が高まった。

その場合は143試合の実施は難しい状況。ソフトバンクも143試合に固執しないことを示唆しているが、セ・リーグ杵渕統括も「開幕日によっては(可能性が)あることは確認している」とリーグ内で共有している。交流戦やCSの実施も不透明な情勢。選手会に同意を得られれば12月に日本シリーズを実施する選択肢もあるが「開幕日が決まった時にそれをお願いしないと日程が立ちいかないという開幕日であれば、お願いはする。最後(の手段)になるが」と含みを持たせた。