メジャー通算282発を誇るオリックスの新助っ人アダム・ジョーンズ外野手(34)が本番モードに突入する。練習試合初戦となる2日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)から出場。右翼の守備にも就く予定だ。

オープン戦は20打数2安打の打率1割と不安を残したが、6月19日の開幕日にはコンディションを整える。西村監督は「打席に立った分は守る予定。ビジターにも行く。開幕に向けて打席数をクリアすることに意味がある」と見通しを語った。9日からの敵地ソフトバンク戦に同行し、調整のペースを上げていく。

ジョーンズはこの日、全体練習に参加したが、フリー打撃を行わずにグラウンドから姿を消した。周囲から不安の声も上がったが「本人の調整の意味合いがある」と指揮官が自己流調整と説明。シーズンインへ万全の状態に整える。