DeNAの新4番を務める佐野恵太外野手(25)が再開後の練習試合初安打をマークした。再開後、24打席目にして待望の「H」ランプをともした。

4点をリードしていたが、特別ルールのため9回裏が行われ4打席目が先頭で回ってきた。日本ハム玉井は2イニング目だった。初球は136キロカットボールを見逃し。129キロチェンジアップ、115キロカーブはいずれもボール。カウント2-1からの4球目直球を詰まりながらもしぶとく二遊間を抜き、中前にはじき返した。

この日が6試合目で試合前時点で20打席無安打。1、2打席目は空振り三振、3打席目は二ゴロ、特別ルール適応にも後押しされて、4打席目で待望の初安打が生まれた。ラミレス監督は「特に心配はしていなかった。練習試合ですし、主軸は(シーズンの準備として)30~40打席が必要。20打数1安打。ここで1安打出たのは良かった。どのように始めるかではなく、どのようにシーズンを終えるかが大事」と話した。チームも再開後の練習試合で初勝利を飾った。