NPBはセ・パ両リーグの理事会と実行委員会も行い、新型コロナウイルスに伴う特例などについて協議した。日本プロ野球選手会との事務折衝を通じての合意が必要なため、中身の決定には至っていないが「感染拡大防止特例2020」(通称特例2020)と名称を決めた。従来の1軍登録29人から31人に、ベンチ入り25人から26人に、外国人は登録は4人から5人(出場は4人以内)に拡大する。また、延長12回を10回打ち切りに、支配下登録期限を通常の7月末から9月末に延ばすことが検討されているとみられる。選手会との事務折衝は10日に予定されている。

ドラフト会議の日程は11月5日から10月26日に前倒しすることが決まった。井原事務局長は「少しでも早めにという(アマチュアへの)配慮とNPBの日程が11月も続くので、試合がある日はできない。現在作成している日程で現時点で試合がないのが10月26日だった」と説明した。