日本ハム杉浦稔大投手(28)が、6回2失点と先発投手としての役割を果たして、マウンドを降りた。

3回まで1人の走者も許さないパーフェクト投球。4回に1死満塁のピンチを招き、島内に右前適時打を許したが、後続を抑え最少失点でしのいだ。

6回にも1死一、三塁から島内に中犠飛を許したが、ここも踏ん張り1失点にとどめた。

6回102球を投げ、5安打2失点、毎回の7奪三振で、与えた四球は1。今季初登板の前回21日西武戦(メットライフドーム)では4回無失点ながら、5四球を与えるなど課題を残したが、修正して試合をつくった。

降板後「野手の方々が先に点を取ってくれたので、自滅しないようにテンポ良く投げることを意識して集中して投げました。しっかりストライクゾーンで勝負して、カウントを不利にすることなく、自分の投球ができたと思います。昨日、投手を注ぎ込んでいたので、なるべく長いイニングを投げたいとは思っていましたが、先を考えず1人1人集中して投げたことが、いい結果につながってよかったです」とコメントした。