阪神の新助っ人ジャスティン・ボーア内野手(32)がダイナミックなハッスルプレーで場内を沸かせた。 

6回1死無走者の第3打席。中日先発大野雄から右翼線へ強烈なライナーを放った。ボーアは迷わず二塁へ向かったが、右翼平田の好返球でアウトとなった。

指揮官もその積極性を評価する、B砲の走塁意識。この場面もスライディングの最後までタッチをかいくぐろうと体をひねらせ、最後は遊撃手京田の上に「ボディーアタック」のような形で乗ってしまった。球界最重量122キロの体を受け止めた京田は一時うずくまったが、無事にプレー続行。ボーアの積極走塁と京田のガッツプレーに、場内からは拍手が起こった。