楽天則本昂大投手(29)が6回途中125球6安打5失点で降板し、自身4試合ぶりの白星を逃した。

初回は3者凡退で立ち上がった。しかし2回、2死一、二塁から田村に適時二塁打を打たれ、先制点を許した。

直後の3回に味方が逆転。1点リードをもらい、3回から5回までは1安打に抑えた。

1点リードは変わらず迎えた6回。先頭岡に四球、続くマーティンに死球で無死一、二塁とピンチを招く。ここで安田に右翼越えの当たりを打たれたが、ロッテの二走岡が判断ミスし、本塁で憤死。1死二、三塁から井上に左犠飛で同点。その後2死満塁から、田村に勝ち越しの2点中前適時打を打たれ、辛島へ交代を告げられた。「何とか粘って来られたんですが、粘り切れませんでした。申し訳ないです」と悔やんだ。

7月3日ロッテ戦で3勝目を挙げたが、試合前の時点でここ3戦、白星がなかった。前回登板の24日オリックス戦では8回途中6失点で2敗目を喫していた。