日本野球機構(NPB)は9日、20代の審判員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

NPB審判員の感染は初めて。1軍には出場していないという。1日の2軍戦に出場した同審判の知人が同日に濃厚接触者に認定されたため2日以降は出場せずに待機。知人は3日に陽性が判明し、同審判も同日から微熱、喉の痛みなどの症状が出て7日にPCR検査を受け、8日に陽性と判定された。2軍の審判は感染予防対策として3人1組の固定クルーで動いており、残る2人は陰性だったが、待機を続けている。濃厚接触者は保健所が特定作業中だ。今後の2軍戦日程について、井原事務局長は「クルーを変更し、試合日程についての影響はないと思う」と説明した。