ソフトバンク栗原陵矢捕手が4番で初の決勝打を放った。初回2死二塁から128キロのスライダーをうまく中前に運んだ。

8回には右翼フェンス直撃のダメ押しタイムリー。主軸としての役割をきっちり果たした。「何とか自分のやるべきことをやろうと一生懸命です」。オリックス6連戦はすべて先発4番で出場し、チームは5勝1敗。チーム内では「ただの4番目の打者だぞ」と言われ、緊張をほぐされたのもあったのか「あまり意識はしていません」とヒーローのお立ち台でも照れていた。