西武は27日、「メットライフ生命 presents ライオンズ7月ベストプレー賞」を発表。ロッテ12回戦(7月26日)で、栗山巧外野手(36)が達成した通算350二塁打に決定した。栗山は「僕をベストプレー受賞者に選んでいただきありがとうございました。大変うれしく思います」と感謝した。

同賞には若手トリオが美技で“ノミネート”されていた。川越誠司外野手、鈴木将平外野手、与座海人投手が好守を披露。それでもプロ19年で培った貫禄と実力、そして絶大なる信頼がファンの声により同賞をもたらした。栗山は「今回残念ながら受賞に至らなかった、川越、与座、鈴木の若手3人! キミたちにはちょっと早かったかな(笑い)。この賞は僕がいただきました。ファンの皆さんをたくさん悩ませられれば、チームはもっともっと上に行くと思います」と、世代を超えた高いレベルでの競争を期待。「僕も7月だけではなく、9月もこの賞を受賞できるように頑張っていきますよ!」と、自らのバットで切磋琢磨(せっさたくま)を促していく。