日本ハム吉田輝星投手が今季初めて1軍に合流した。11日楽天戦(楽天生命パーク)の先発が有力。この日はキャッチボールや走り込みで汗を流し「めちゃくちゃうれしいです。(合流と聞いたときは)もう震え上がりましたね」と笑った。

イースタン・リーグでは9試合に先発し2勝3敗、防御率は3・38。前回登板の5日楽天戦(鎌ケ谷)は3回1失点で黒星を喫したが、51奪三振はリーグトップ。「真っすぐがよくなって、ウイニングショットのフォークも覚えられた。フォークを覚えたおかげで真っすぐ押しができる。そこは楽ですね」。投球フォームもかたまり、制球力も増した。

1軍で最後に登板したのは、昨年9月22日のロッテ戦。約1年ぶりとなる1軍マウンドへ向け「去年よりは真っすぐの質の感じも、他の人からの評価を聞いても、投げている感覚もいい。そこを出していきたい」と、腕ぶしていた。