劇画デビューだ。巨人から移籍したロッテ沢村拓一投手(32)が8日、入団初日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でいきなり剛球を披露した。6回に3番手で登板し、ド迫力の3者三振。“ロッテ沢村”を強烈に印象づけた。朝9時に古巣に別れを告げて入団会見に臨み、強風のマリンで新天地初登板。長い1日の終わりは、5連勝の喜びを新しい仲間たちと分かち合った。さぁ、逆転優勝へ。頼もしすぎる男がやって来た。

◆ロッテ沢村の長い1日

午前8時前 ジャイアンツ球場(川崎市)に到着

同8時22分 スーツ姿でグラウンドへ。後輩宮国らに「出てくるのおせ~な。しっかり準備準備」と笑顔

同9時1分 阿部2軍監督と20秒ほど会話

同9時2分 2軍選手、首脳陣に別れのあいさつ

同9時18分 ジャイアンツ球場を離れる

午後0時前 ZOZOマリン(千葉市)に到着、その後契約

同0時30分 井口監督にあいさつ

同0時45分 オンラインでの入団会見

同1時30分 コーチ陣にあいさつ

同2時前 「57」のユニホームが間に合わず、代用で臨むことに。試着会の末、少しこわもてながら本当はとても優しい福嶋1軍打撃投手と体格が近かったため「106」をレンタル

同2時30分 練習参加

同3時45分 選手含め全員の前であいさつ

同4時 ようやく昼食

同6時 試合開始

同7時45分 マウンドへ

同7時52分 3者凡退に

同8時54分 試合終了、まずは中大の後輩井上とエアタッチ。ヒーローインタビュー後に“ダンディーすぎる打撃投手”福嶋さんと記念撮影